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2017/12/25 17:48
こんにちは!ネットショップのSIPROです(^-^)
今日はダイニングテーブルの誕生についてご紹介します♪
数ある家具のなかで最も存在感を放っているのは、やはりダイニングテーブルです。
置かれている場所も家の中心ともいえるダイニングやリビングで、サイズも家具の中では一、二を争う大きさです。
ダイニングテーブルの歴史は古くは紀元前17世紀ごろの第二中間期時代の古代エジプト王朝までさかのぼります。
上エジプトで支配権を有したエジプト第十七王朝のことです。
現存する最古の木製テーブルはこの時代に作られたものです。四本の脚も付いています。
ただし、当時は「ダイニングルーム」という概念がなかったので、こうしたテーブルも「ダイニングテーブル」とは呼ばれていません。
ダイニングルームという名称が登場するのは15世紀のルネッサンスの時代です。
当時はキリスト教や封建制度の縛りから解放され、自由な人間文化の実現が盛んでした。
ルネッサンスの意義は、“人間性の回復”とも呼ばれています。
このイタリアのフィレンツェから始まったルネッサンス運動のなかで、食事用の部屋が生まれたそうです。
ダイニングテーブルが普及する以前の日本では、家庭でも基本的に個人用の膳で食事をとっていました。
現代でも、旅館などで宴会や食事をするときには「銘銘膳」と呼ばれる、個々の膳が使用されますよね。
もともと欧米と異なり、日本には床に座る風習があったのでその膳も自然と低い高さになります。
明治から昭和にかけては、家族が同じテーブルで食事がとれるような「卓袱台」が流行します。
丸形や方形の食卓で、大きいものだと8人くらいまで一緒に食事ができました。
西洋には同じテーブルについてみんなで食事をとる文化があり、それを日本が取り入れつつ、床に座る風習と折衷することで誕生したのが卓袱台(ちゃぶ台)という食卓です。
これは、現代でいうところのローテーブルです。
しかし、卓袱台も時代の変化と共に少しずつ姿を消すようになります。
戦後……特に1960年代ごろから、急激に西洋の文化が普及し始めます。なかでも代表的なものが、ダイニングキッチンです。
食事用の部屋=ダイニングと台所=キッチンが一体となった部屋(ちなみにダイニングキッチンは和製英語です)が、高度経済成長期に建てられた集合住宅に備え付けられており、人気を博しました。
ダイニングキッチンにはダイニングテーブルやチェアが置かれ、食事をとることができるようになります。
現在多くの家庭で愛用されているダイニングテーブルは、ここ50~60年の間に、日本中に広まっていったのです。
いかがですか(^◇^)?
意外にも、歴史的には新しいもので驚きですよね!!
ダイニングテーブルで食事をする方は多いと思います。
ぜひ自分の好みや生活スタイルに合ったダイニングテーブルを探してみてくださいね☆
ネットショップのSIPROでは全品送料無料になっております‼
ぜひお買い物をお楽しみくださいませ(*'▽')